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世界情勢の変化 
新年明けましておめでとうございます
blog更新はかなり休んでいますが、相場は一日も休んでいませんw
という訳で2010年の相場展望について、少し書いてみようと思います


マーケットを見ている者として
2009年の象徴を挙げるのであれば「ドル安ユーロ高」でしょう
しかしこの状況は今年、激変すると考えています

EU圏が厳しい状況にある事は、自分の日記でも度々取り上げてきましたが
昨年一年間、英国を含めたEU圏各国は、その不良債権額を明らかにしようとせず
ひたすら包み隠す事に奔走しました
英ブラウン首相など口を開けば「経済は安定しつつある」を繰り返し
かつて、バブル崩壊後の日本でも行われたリップサービスを並べ立てた結果
市場に好感され「ユーロ高」に繋がりました

逆に米国は、徹底的に不良債権を洗い出した事により
州銀などを含め、100以上の金融機関が破綻処理を行いました
日々地方銀行が倒れる中、市場はドルの信用に不安感を抱き
これが「ドル安」へ繋がったという訳です

バブル崩壊後の日本に照らし合わせるとすれば
EU圏は、財政規律を重んじた橋本政権辺り
しかし米国は、既に小泉政権まで進んでいますから
米国の景気回復は、相対的に優位な立場に立つでしょう


歴史的な流れを見ると、毎回0年度っていうのは
何らかの危機が起こっているケースが多いのだけど
仮に今年何かが起こるとしたら、やはりユーロ危機じゃないだろうか
既にその兆候が出ているのが、ギリシャだ

ギリシャが約1週間で2度目の格下げ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12989420091217
ドイツ、ギリシャの過ちを肩代わりできない
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnJT855627220091221

国債信用に対して不安を感じるEU加盟国に対し
PIIGS諸国(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)
という蔑視用語まで登場してカオスな状況になってきていますが
国債問題は通貨問題にまで発展しており
改めてユーロ圏の財政規律問題が浮き彫りになった格好

この問題解決には、EU大統領の選出が必要不可欠と認識されてはいたものの
当初大本命と推されていた、ブレア前英首相が落選し
中間的なベルギーのファン・ロンパウ首相が選出された

この何の権力行使も行えないようなEU大統領が選出されたおかげで
ユーロ圏の財政規律問題は、より一層解決が困難になると予想出来るし
既にユーロ破綻が見え隠れしている、というのが今の状況だろう
今年の秋口から冬にかけて、この辺の地雷がどう動くのか見物である


最後に中国
なんだかんだで、今年もGDP成長率8.5%という予想で
米中二極化の流れが強まった一年

今年は、上海万国博覧会、広州アジア大会というイベントが控えている上
2兆元の財政出動による景気刺激策が約束されている
諦めずにドル資産を買い込んできたのも、結果的にプラスへ働いており
もはや死角無しのようにも見える

ただ一つ危惧する事があるとすれば
今の中国は、完全なバブルであるという事だ
特に顕著なのが不動産バブル

金融危機以降に、危機以前の不動産価格を上回ったのを皮切りに
中国の不動産価格はうなぎ上りに上昇し
いまや香港の単位面積辺りの価格は、世界最高値になってしまった
東京の一等地より、香港の一等地の方が高いという現実
これは一応、知っておいた方が良い知識だと思います

一般的にバブルかどうかを判断するのに
住宅価格の平均値と、国民の平均年収を用いて計算するのだけど
健全とされる数字が年収の5倍とされているのに対し
中国では、既に年収の20倍もの価格で取引されている

人口が多いから需要が有るといえばそうなんだろうけど
20年前の日本のバブル期だって約10倍前後だったはずなので
やはりバブルと呼ぶのが相応しいだろう

中国へ投資しようという人がいるかもしれないので
とりあえず現状だけは認識しておいた方が良いと思います
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【2010/01/05 Tue 18:16 】 | コラム | comment(0) | trackback(0) |
ドルの崩壊とロシアの台頭 
世界情勢が変わってきた、世界のドル離れが明確になりつつある
世界の中央銀行は、ドル建て債権を減らす傾向を強め3.8%の減少、そしてドルの対ユーロは史上最安値を更新している

ドル通貨の弱体化はこんな所でも見れる、というのはこちらも史上最高値を更新中の原油価格だ
基本的に原油はドル建て決済で売買されている為、ドルの価格が下がっていけば相対的に商品の価格は上がるという仕組みになっている、つまり今後もガソリンの価格に泣かされる日々は続くんだろうね


そんな中、一気に強気に出てきたのがロシア
日本のインド洋での給油活動に対して、国連決議が採択されたのは、まだここ数日前のニュースだけど
その中、唯一反対票を投じたのもロシアである

ロシアは自国通貨のルーブルを基軸通貨に押し上げようという動きにも活発で、自国の原油や天然ガスについてルーブル建て決済でしか取引しないという事も始めている
ロシアが元々覇権国だった事を考えると、当然野心は強いんだろう


さてそんな中でも相変わらず従米姿勢を変えないのが、日本と中国
中国はああ見えてズル賢い所があるし、中露同盟もあるので上手く立ち回るのだと思うけど、日本のアメリカ離れという話は全く耳に入ってこない

この動きは為替に表れていて、このドル安の流れが進行している中、日本が一緒に円安を演じているのが不思議でならない
まぁ円は米国債を大量に抱え込んでいるんで、わからなくもない話だけど、米国債を処分していけば少しずつでも対ドルで円高に動くはずである、そこに「もしかして日本はこの状況下で米国債を買い支えてるのか?」という疑惑が浮上してくる
だとしたら大変な馬鹿をやってる可能性が出てくる訳だけど…過去の日本の姿勢から考えて、買い支えている可能性が高い

そして更に心配しているのが、あと数日で行われる郵政民営化
もう既に郵貯にある340兆円の内、200兆円は米国債の充当に当てられている…なんて噂もあるけど、これが本格化するのは民営化される10/1以降だろうと思う
何故なら国営企業である限り、為替介入に関して報告する必要があるし、2004年以降日本の為替介入は無いとされているからね
しかし晴れて小泉が、そして日本国民が大賛成を決した郵政民営化によって郵貯の340兆円は大手を振ってアメリカ様の国債買い支えに使う事が出来るようになった、というかもう使われ始めてる?
まぁそれで無事買い支えが済めば、全て丸く収まる話なんだけど、要は世界の中央銀行が保有する米国債を日本と中国で買い支えようって話な訳で、出来るかどうかは微妙…

仮に出来なかったとしたらドル通貨危機に突入するという世界恐慌が待っている訳で、その一番の被害者は日本になってしまうんですね
まぁそのうちまた米国が戦争でも起こすんじゃないかな
【2007/09/22 Sat 09:08 】 | コラム | comment(2) | trackback(0) |
教育と宗教 
ここのところ痛いニュースが世間を賑わせていますが
最近のニュースは少し色が違うように感じます

一昔前であれば、自分の欲望の為だったり、一時的な感情での刹那的な出来事だったり、酷い部類でもせいぜい自己満足の範疇での出来事だったように思います

しかし最近の幼児殺人や母親殺しなどは、そういった人間の情の部分を乗り越えて、人の生死に対して無関心な犯罪である事が多い
現代人を見ればわかるけど、他人に対して無関心な人が急増している
ここにアメリカ文化の個人主義や、資本主義的価値観を感じて仕方ないのです


日本は無宗教の国ですが、同じくお隣の韓国や中国も無宗教の国です
しかし彼らと決定的に違ったのは、日本の方が道徳観や倫理観に優れ、そして何より風情があった(過去形)という事が挙げられると思います
元々日本は江戸幕府の時代に、政策によって無宗教国となりましたが、ではこの国の道徳観や倫理観はどのように育まれてきたのだろうか?

その答えは新渡戸稲造の言う「武士道」にあるのでしょう
日本人は無宗教の国ながらも、武士道の徳目によく通じており、それが今日の日本の道徳観や倫理観を支えてきたのです
日本は仏教の国という人も多いと思いますが、自分は日本の倫理観を形成しているのは仏教では無く、武士道だと認識しています

今教育基本法の見直しが進められ、その中にも宗教教育の是正が盛り込まれているようですが、教育基本法の改正とは別にしてでも、今すぐ武士道精神に根ざした宗教教育を取り入れた方が良いんじゃないでしょうか

そしてこの際、日本国民が馬鹿である事を良しとする衆愚政治も、いい加減辞めたらどうだろうか
【2007/05/20 Sun 13:44 】 | コラム | comment(3) | trackback(0) |
公民権剥奪 
相場が暇なんでこんな話題でも…


常々、何故ブッシュ政権は維持できるのか?
何故共和党は政権を取り続けられるのか?
という事を疑問に感じていたけど
その問いに対してこんな記事を見つけました
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2007/04/post_6ac9.html

前半は悲惨なアメリカ格差社会について書かれているけど
後半の方にこう書いてあります
「もう一つの手段は公民権剥奪だ。貧困層に属する国民は、格差是正のために具体的な政策を実施する政党を選択する傾向があるので、投票箱から遠ざけなければならなかったのだ」

もうほぼ民主主義じゃないじゃん…

自分は依然から現在の日本や米国のような間接民主主義体制に疑問を感じている一人です
「エリート」や「代議士」という存在は悪であり
利権を生むシステムに他ならないと思うんだよね

地方の自治体レベルでの経済活動
地方分権とも言われるけど州道制の導入を実施して
インターネットを媒体とした直接民主主義制度への移行
そしてもっと議論の場をパブリックにしていくべきだと考えています

もう2chで全ての政策決定しちゃえば?(嘘
【2007/04/11 Wed 18:51 】 | コラム | comment(0) | trackback(0) |
アメリカ医療システムの危機 
アメリカ医療システムの危機
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2007/03/post_691e.html

米国の格差はどこまで拡がるんだろうねぇ
まぁその前にメリケンの食生活をなんとかしろっつー話だけどw

しかし日本でも同じような事が言えるのかも
なんでもかんでも民営化するって発想より
国営化するべき業種と、民営化するべき業種ってのを
適切に区分けしていけばもう少し資本主義の社会構造って
コントロールできるんじゃないかな?

例えば、消費者金融の国営化ってのが一番良さそう
相当問題点も多いけど、実現できれば本当に良い財源になるし
逆に年金制度なんかは切り離して民営化すれば良いでしょ
証券会社も手数料業務なんかは国営化しちゃって
投信のように私的年金を売る商売になれば良いんじゃないかな

郵政民営化も散々議論されたけど
あれだって配送業務を民営化すれば良かっただけ
郵貯の方は国営化のままで良いじゃんと思うよ
【2007/03/18 Sun 11:21 】 | コラム | comment(0) | trackback(0) |
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